概要

　シールドマシン本体関係を除くシールド関連の計画、構造計算、図面・数量計算書作成までの一連の作業を行います。

設計業務内容

1.シールド内空計画
　トンネルの機能・目的に応じ、各種の予条件を考慮した必要内空断面の計画を行います。
　　例：共同溝　参画企業者からの条件（要望等）、収容物件条件、風速・温度条件などから決定
　　　　道路トンネル　車道・歩道・建築限界・監査通路スペース条件などから決定

幹線共同溝の例	道路トンネルの例

2.シールド線形計画
　基本となる平面・縦断の線形計画条件（曲線半径、最小直線長、縦断勾配等）、既設・計画構造物との最小離隔、官民境界との最小離隔、交差物件（河川、軌道、道路構造物等）との最小離隔等を考慮し、平面・縦断線形の計画を行います。

4.設計条件の整理・検討
　シールドの構造計算（シールドセグメント、連絡横坑セグメント、シールド開口部補強等）を行うに当たり必要となる設計条件・解析手法の整理・検討を行います。

5.構造計算
　シールドセグメント、連絡横坑セグメント、シールド開口部補強等の構造計算を行います。

6.図面作成
　平面図、縦断図、横断図、標準断面図、線形図（座標図）、構造図、配筋図、設備図等

7.数量計算
　シールドセグメント、連絡横坑セグメント、シールド開口部補強等に関連する数量計算